あっちこっちケイイチ レビュー

よたかの日記を兼ねたブログです

アダルトビデオ強要被害の事で考えたよたか

元AV女優・川奈まり子さんが語る「出演強要」問題と業界の課題を読んでいくつか感じた事をまとめてみました。

その後facebookでちょっとやり取りをさせていただいたんですけど、記事の中に『規制強化案には反対しない』(記事より)と書かれていたので、どの部分に対して要望があるのか伺ったのです。

『報告書は「AV出演が合法ではない」という印象を与える』(記事より)
『職業差別が厳然としてある』(記事より)

この2点が大きかったような気がします。

ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書』を結構ガッツリ読んだんですけど、まずお互いに話し合えばいいのにというのが率直な感想です。

まず、AVとひとくくりにされてますけど、むしろ『倫理審査団体の審査を通っていない「インディーズ」や「裏ビデオ」などと呼ばれる AV も数多く流通しており、海外サーバを利用した無修正 AV や、ファイル共有ソフトを利用した違法流通も数多く存在している』(調査書)を対象にすべきなのかもしれない。

ただ、現状のAV業界がどうなのかわからないので、女の子たちはみんな被害者かもしれません。
しかし、業界の方が『そんな事ない』と言われるので本当は安全なのかもしれません。

その部分について、調査書はもっと調べないとイケナイ部分だと思いますし、AV業界もアピールすべき部分だと思います。
ついでに書くと、自分から希望してAV女優になる女の子が多いらしいのですが、これこそ実数が提示しないと説得力に欠けるかと思います。


『平成 5 年 10 月 7 日東京地判(判例集未登載)「わいせつビデオ制作に際し、女優として自慰等の性戯をさせ、あるいは性交等の性戯をさせる業務」が、職業安定法第 63 条第 2 号の「公衆道徳上有害な業務」にあたると判断された事例』(調査書)
これが元で『派遣』が違法になったようです、『女性たちの地位は一層脆弱な状況に置かれている』(調査書)から、『規制強化案』を提案したようです。

それで『アダルトビデオ強要被害から若い女性や少女たちを守り-救うために役立つ法律を一刻も早く制定してください』の要望では、以下の2つを分けて書いてますね。
4.意に反して出演させることの禁止。
5.女性を指揮監督下において、メーカーでの撮影に派遣する行為は違法であることを確認する。

この2つから、メーカーが雇用契約を結んで出演するのはわかりませんけど『派遣』は違法で、個人事業主として女性が仕事を受ければ出演は可能になるみたいですね。

女優さんたちの待遇改善に繋がるから悪くないと思いますし、川奈さんも『規制強化案には反対しない』(記事より)と書かれています。

しかし、AV女優の仕事を違法だと読み取れる部分が引っかかってるようです。
実際に似た団体の『PAPS』のサイトには『実写ポルノは売買春の一形態』と書いてあります。

自分のやってきた仕事を、そんな風に書かれちゃうと確かに反発したくなるでしょうね。

だけど、もし本気でこの問題をクリアして行くならば、お互いに話し合うしかないと想うんです。
川奈さん自身も記事の最後をこんな言葉で締めくくってます。

『今回の報告書に協力した被害者支援者団体は、最初から「違法だ」と決めつけてAV業界と敵対せずに、業界と二人三脚で労働者としてのAV出演者の人権を守り、被害を食い止めるというスタンスをとってほしいと考えています』(記事より)


AVはほとんど見ないのであまり関係ないですけど、この流れは止める事が出来ないと思います。
その中でどんなアクションを起していくのか少し興味が出てきました。