あっちこっちケイイチ レビュー

よたかの日記を兼ねたブログです

韓国を追い詰めるのは得策じゃありませんよたか

日韓関係がとても悪くなりその手の記事を目にすることが増えました。国内の記事、公式な発表、韓国の記事までそれこそ〝読み物〟としてとても楽しめます。

その中で一番目を引いたのは、Newsweekの『対韓制裁、ほくそ笑む習近平』です。
むきになりすぎて大局を見誤っているといった内容で、詳細はリンク先をご覧ください。

あくまで個人的な見解ですけど、日本は韓国の挑発にいちいち乗ったりましてや選挙に利用しようとするべきではないと思っています。

日本が長い間独立を維持できたのは単に地理的な問題だと思っています。大陸から見ると日本は東の果ての島国です。わざわざ船で攻める価値も見出せなかったのではないでしょうか?
明治あたりから日本がアジアの境界と認識され始めた頃から、辺鄙な島国から最重要拠点へ認識が変わったと思います。かつての日本の国境、樺太から台湾までは中国やロシア側からは万里の長城並みの城壁のように感じたと思います。くどくど書きませんが、日本が国際社会に引っ張り出されたのは各国勝手な思惑が絡んでいて、数度にわたる戦争はその結果だと思います。

太平洋戦争で日本が敗北した理由の一つに拡大しきった戦線があげられます。日本の国力ではポートモレスビーやらインパールは遠すぎたのです。
満州についても同様です。どれだけ資源があったとしても日本が戦線を維持できるとは思えません。実際に最終的にソ連に踏み込まれて多くの犠牲を出してしまいました。

現代においても同じことが言えると思います。

もし仮にですが、韓国を追い詰めすぎて北朝鮮主導で朝鮮半島が統一される事態にでもなったらどうでしょうか?
〝最前線〟が北緯38度から日本海に変わります。

憲法9条に縛られた自衛隊が日本海側の前線を守りきれるのでしょうか?
竹島云々どころじゃなくて、韓国資本が土地買収をしている対馬を巡っては大変なことになるでしょう。

ですが、どんな形であれ韓国が〝最前線〟でいてくれるのであれば日本の負担は減ります。
有事の際でも韓国が〝緩衝地帯〟であり続けていてくれれば、日本は対応する時間を稼げるでしょう。

そう考えると韓国は日本の国防費の一部を肩代わりしているといえなくはないと思います。なので少々なにか言われても適当になだめるのが得策ではないでしょうか?

なのに、今回の半導体材料に関する一件を政府は選挙対策で「ちゃんと韓国を懲らしめたぞ」って感じのパフォーマンスにしてしまいました。

いままでやられたい放題の日本人はそれなりに爽快感もあったと思いますが、韓国人からすると面白いわけがありません。お互い正しいことを言ってるつもりだから余計です。

半導体材料の輸出の件はもっと静かにやるべきだったと思います。実際昨年一時的に行われた時はほとんど騒がれませんでした。だけど今回は選挙を絡めちゃって事態を悪化させちゃってます。

日韓関係の悪化を招いたのは、選挙で選ばれた朴槿恵と文在寅が原因ですからこの事態を打開するためには韓国国民を煽らず、支持率を下げなければならなかったはずなのに選挙の為に不必要なパフォーマンスをやったせいで韓国では支持率が少し上向いてしまったようです。

日本が国益を求めるなら、アメリカが日本に対して行なってきたように、韓国に日本よりの政権ができるように誘導するべきです。
方法は山ほどあります。少しだけ見方を変えるだけで十分だと思います。

ただしかつてのように韓国を植民地扱いしたり、満州のような傀儡国家を作るのではなく、親日(韓国だといい意味ではないらしいけど)的な国でいてくれればいいくらいでしょう。


トランプの訪日はともかく、G20の時の影の薄さ、イランでの会談、そして今回の選挙向けパフォーマンスを見ると、無理っぽいかもしれません。