あっちこっちケイイチ ゴスペル

よたかの日記を兼ねたブログです

左の頬を打たれたら……よたか

聖書の有名な一説ですけど、思ったより深い意味があるらしいです。


今日はOSC名古屋があったので、ツラーッと自転車で国際センターまで行って来たのですが、帰りに何となくなく立ち寄った『名古屋中央教会』。

教会になんとなく立ち寄ったというのもちょっと変わってると言えば変わってると思うけど、「2階礼拝堂でゴスペル練習中」と書かれていたので、見学させて貰おうと思ったんです。
それほど抵抗がなかったのはゴスペルやってたから結構身近に感じていたのかもしれません。

タイミングなんですよねきっと。

結構通る事が多くて、いつもは閉ざされている感じがした玄関のドアでしたが、なぜか今日に限って開かれていた様に感じました。

2階にある200人くらい入りそうな広い礼拝堂で、練習をされてたのは10人程度でしたけど、ピアノのリズムがとても心地よい。

指導されているのは、日本在住20年の黒人男性の方

あまり細かな事は言わずに、ポイントだけを伝えてなるべく沢山歌うのを心がけている様に感じました。

それでも、ハモル所とか、掛け合いの所なんかきちんと合ってて見事。
指揮をやってみえる女性が上手いんだな。きっと。
左右のステップも、手を広げて指示する仕草も大きくて解りやすい。

感心して見てると、休憩時間をはさんで聖書を渡され、牧師さまから一節だけ聖書のお説教が始まりました。

その時の一説が「復讐するなかれマタイ5.38-42)」

この瞬間、今回ここに来たのは『これか!』と思っちゃいましたよ。
だって、交通事故の件がまだ片付いていない中、ちょっと面倒になってきてどうすればいいのかわからなくなっていたから、牧師さまの言葉にかなり期待をしました。

あなたがたも聞いているとおり、目には目を、歯には歯をと命じられている。
ハンムラピ法典の有名な一説で、やられたらやり返せと解釈されがちですが、本来の意味は「やられた事以上の復讐はするな」という戒めの言葉だったとか。
つまり、先に一発殴られたからと言って、気が済むまで相手を打ちのめすなと言う解釈が適当なんだそうです。

だけど、聖書には続けて次の言葉が書いてありました。
しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。

コレはどんな暴力をうけても、負けないプライドと勇気を持ちなさいという意味らしいです(意訳)

つまり、右の頬を打たれたら、勢いで左を向いてしまうけど、そのまま屈して左を向いたままではいけない。正面を向いて、つまり左の頬を差し出して、暴力に屈しない態度を示しなさいという意味だと言われました。

続けてこんな事も書いてありました。
あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。だれかが、一ミリオン行くように強いるなら、一緒に二ミリオン行きなさい。求める者には与えなさい。あなたから借りようとする者に、背を向けてはならない。

言葉通りに受け取って突っ込むとイロイロ書けるけど、そんな気分でないので辞めておきます。ただ聖書は書かれた時代背景も知っておかないと『面白く』読めない事だけは理解できました。

クワイヤの練習が終った後で牧師さまに伺ったんです。
「今日のお説教は最初から決めておられたのですか?」
「いいえ、場の雰囲気などで決めております」

そうなんだ。
少しモヤモヤが晴れて、決心がつきました。

夏至を一日すぎた夕方の街中。自転車に乗って感じる風が心地よかった。