あっちこっちケイイチ オンタイム

よたかの日記を兼ねたブログです

名刺のデザイン代を値切る人よたか

新-和風スタイル 原稿用紙


ずっと、オリジナル名刺工房ってサイトをやってるけどそろそろ頃合いかなって感じです。
発注される方の中には、ラフを描いてきて「ここまで描いたからデザイン代いらないよね」って言い方される人もいます。

名刺についてはイロイロな考え方があるけど、私は渡した時に相手に掛ける〝フック〟だと思うんです。この名刺を渡した時に相手がどんな反応をするのか、どんな会話ができるのか、そしてどうすれば保管してもらって、次へつなげてもらえるのか。そんな感じかな。

以前、海外赴任される方が「日本語はいらない英文だけでいい」といわれたのですが、あえて背景に名前を楷書で落としこんだんです。案の定「相手が読めないから漢字の名前は必要ない」と言われたけど「漢字が読めないなら、そこで漢字の意味を説明すれば3分時間が稼げますよ」と説明すると喜んでもらえた。

文字を並べた連絡先を名刺一杯に並べて「デザインしました」とか言うけど、そんな素人デザインは、相手に足元見られるだけだと思いませんか?

僕らが名刺のデザインをする時は、文字の分量を見て、全体のレイアウトとか、マークとか、図版とかを考慮して、視線の流れを計算して文字組を考えて、フォントを選び、フォントのクセを調整していきます。

だいたい3時間の作業です。調整や直しを入れると5時間以上の作業です。

ちなみに、いただいているデザイン代が5,000円なので、デザイナさんの時給は1,000円ですね。フォントやソフトのランニングコスト。勉強してきたコストなどを考えると、もう少し出してあげたいのはヤマヤマなんですよね。

だから、ワードで作ったデータを入稿して『値引きしてくれ』とか言われても応じていないんです。もっとも名刺がメインの仕事ではなくなったので、ここまで強く言えるのかもしれません。

ワードで作ったデータで通用するのと思うなら、それをクライアントさんに渡せばいいじゃないですか。少なくとも私は〝安っぽい名刺〟の人は仕事でもちょっと……って感じの人が多かったので、あまり信用してません。

あと、名刺に細々としたプロフィールを入れるのも違う気がする。どこの誰が興味のない相手の履歴書を時間掛けて読むというのでしょう?

名刺はね、出会った短い時間を思い出してもらうためのツールなんですよ。

だから、渡したときの3分がとても大事だと思うんです。その時の会話が楽しければ、相手も名刺を失くしたりしないでしょうし『もう一度会いたい』と思います。

ずっとそんな名刺を作ってきました。
でも、そろそろ潮時なんでしょうね。

名刺のデザインも含めて、サイトごと買ってくれる人いませんか?
希望金額を添えて連絡ください。