あっちこっちケイイチ オフタイム

よたかの日記を兼ねたブログです

名義変更とか書類とかよたか

葬式の翌日、下の妹が石垣島へ帰った。無理してはしゃいでいるように見えるオフクロと2人きり残されたしまった。
私は2週間福岡に残る事になったのだけど、この状態のオフクロと一緒に居るのは結構大変だと感じ初めていた。

それぞれの家庭にはそれぞれのローカルルールが存在します。
マヨネーズはキューピーだとか、目玉焼きはひっくり返してしっかり焼くとか、そんな感じの些細なルールが結構あります。

高校までは一緒に暮らしていたので、違和感を持ちませんでした。
その後一人暮しを続けて結婚して、新しい家のルールに従っているので、オフクロの些細なルールのひとつひとつは、私をとても苛立たせました。

たとえば、湯船にお湯は張っていても入ってはいけないとか、シャンプーは風呂場になかったり、蛍光灯であっても逐一消さないといけないとか、なにかルール違反があるたびにオフクロはヒステリックにまくしたてます。

そんな事から結局睡眠時間をずらして、食事も別にとるようになりました。
風呂も使わずに、公営のスポーツジムに行ってシャワーを浴びました。

酷い息子だと思われるかもしれませんが、思い返すと高校の時もそんな感じでした。
つまり、あれだけうるさく言われると、嫌気がさして顔を合わせたくなくなるんだと思います。

それでも、オヤジの口座の後始末や契約の類いを誰かが片付けないといけないので、私が残ってやる事にしたんです。

死亡届は葬儀の2日後に出す事になっていたので、口座が生きているうちに全額引き出して、オフクロの口座へ入金しておきます。

年金の受け取りは、何やら面倒な計算が必要みたいだったので、あらかじめ年金事務所に必要な書類を確認だけして、上の妹に行かせて手続きを取ってもらう事にした。

認知症気味だったオヤジは、自分の事を解っていたのか請求書の類いを全部まとめて見える場所においていてくれたので、ガス、電気、水道、新聞、家賃などの手続きは電話だけですんだので割と楽でした。

使いにくい個性的な画面の『簡単スマホ』を売りつけたソフトバンクは『店頭で手続きできます』と言った。
それでも『絶対になにかやらかす』のは感じたんだけど、上の妹が側でずっと口うるさく何か言っていたので、そのまま妹に押し付けてやった。
へん。苦労しやがれ。

その時に細かい事をオフクロに聞いたんだけど、自分の聞きたくない事は平気でスルーしやがる。認知症気味のオヤジと一緒にいた反動なんだと思うけど、マジな話をしている時にやられると腹が立つ。

NTTは『戸籍の写し』が必要だとか抜かしたのでちょっとイラっとした。
これって、電話の債券に価値があった頃の名残だよね。10万円出して買った債券を紙くずにしやがったくせに、なんでソコまでする義理があるんだよ!
だけど言ったところで変わらないので、少ししか言わなかった。

あとNHK。オフクロが住んでいる集合住宅では、地デジ、BS、CSのアンテナが立ってて部屋までケーブルが通っているんだけど、モニタにチューナーをつけてみてるので地デジしか見られない。

なのに、BSの分も払えと言ってきた。
説明しても「分配機」を買えば見られるとか言い張ってくる。
「おぉ、やれるもんならやってみろ」そう言うと『型番』を聞いてきたので、モニタの型番を言うとしばらくしてから納得したらしく「地デジの分だけで結構です」と言ってきた。
NHKよ。素直に払うって言うだけマシだと思って、人の話を素直に聞けよな。

オフクロと一緒にいて溜ったストレスを電話の受付の人たちにぶつけて、一通り事務的な用事は全て終わったので別に帰ってもいいんだけど、そうもいかなかった。

オフクロは一人の時は寂しそうな顔をしてましたけど、私がいる時は何かを紛らわすために、ひとり言のようにブツブツと何か言ってきます。
マトモに考えて返事すると絶対喧嘩になるから、適当に相づちをうつだけにしておきます。

そのままほっておくと、ファービーのように延々と語りだす時もありました。
そんな状況で作業が捗る訳もなく、普段はあまりやらないゲームをやったりして感情的にならない努力をしてスルーしていたんです。

こんなに不安定な状態のオフクロを1人残しておくと、不幸が重なるような気がしてなりませんでした。
不謹慎かもしれないけど、精神的にも、経済的にも、そして時間も遺族としては厳しすぎます。ちょっと勘弁してほしい。
それで2週間、オフクロを監視するつもりで福岡に残る事にしました。

一番困ったのはネット環境がない事。
iPhoneのデザリング使ってたけど、上限超えそうだったので、大きなデータのやり取りをする時はJRの駅やコンビニまで行ってました。