2001年11月の記事

ラム(小笠原)(01.11.02)

Akitoshi's Bar yotaka

ラム(小笠原)
さて、今回の気分の酒。「興奮」と「敗戦」と「気分転換」といえばラムでしょう!ラムで連想するのは、アフリカで黒人と交換されていた悲しい三角貿易と、ラムの原語とも言えるランパリョン(興奮)、イギリス海軍で配給されたラムを、水や湯で割って飲むグロック! これを飲みすぎてフラフラの状態をあらわすグロッキー。
ラムの原料であるサトウキビは海軟風を好むが、暴風雨で茎が折れやすい。すなわち、過酷な条件の中、強く生き残ったものだけがラムとなりうる。
とくれば、色々な意味でいまの自分自身と重なるラムを、口の中に頬張りたい・・・・次なる闘いにむけて・・・。 数あるラムの中で、何を選ぶのだろう。ラムズネイビー、パッサーズ、レモンハート、ダークラムでいくか。・・・・いや、原点に戻り、ホワイトラムだ。そして日本人の心も入れ、どことなく焼酎や泡盛にも似、小笠原でつくられた、その名もRUM。 紅葉したもみじを添えて、ロックで、自分だけの時間を、自分だけのために。

1830年、5人の欧米人と20人のハワイアンが小笠原に住み着きラムを造り始め、当時太平洋に進出し始めた米国などの捕鯨船相手に商売をしていた。日本領となってからは開拓民がサトウキビを作り、砂糖を精錬。その副産物として「泡酒」と「蜜酒」を造った。泡酒は白下棟製造の際に生じる泡を集めて醗酵させ蒸溜したもの。蜜酒は再製糖の際に生じる糖蜜にぬるま湯を加え温暖な場所で醗酵させて造ったもの。他のラムと比べてもあっさりと、爽やかな風味を持つ地酒。 アルコール度数40度 入手は困難
検索