2001年12月の記事

山崎12年(01.12.26)

Akitoshi's Bar yotaka

山崎12年
一年を通じて日本人でよかったと思える時期がいくつかある。桜を見られる「春」、花火の季節「夏」、紅葉と味覚の「秋」、暮れから正月にかけての「冬」。そして、この「冬」に「日本の心」を呼び覚まされるのは、自分だけだろうか。何となく寂しい暮れ。なぜか心華やぐ正月。たった一日で何かが違う。それは誕生日やクリスマスの翌日よりも差を感じてしまう程だ。一年の締めくくりでもある暮れは、静かに独りで今年をゆっくりと振り返りながら時を刻みたい。

そして、今宵の友は「山崎12年」。ストレートで口に含みゆっくりと鼻から息をぬく。モルトの香味を感じながら・・・。「うまい。」ありきたりな表現だが他に思いつかない。この友はどの様な12年を過ごして来たのだろう。美味しくなるために、エンジェルスシェアを与えながら、じっとこの日を待っていたのだろう。俺と出合う為に。そう今夜は一年といわずお互いの12年間を思い出しながら、この贅沢な時を共に過ごそう。 

エンジェルスシェア
樽詰めして寝かせている間、樽の中の原酒が、年に1〜3%ほど空気中に蒸発すること。昔からウイスキー作りの職人は、この蒸発した分を「空にのぼっていって天使が飲む分」という意味で、エンジェルスシェア「天使の分け前」と呼んできました。その量は十年で樽の1/4程にも! 天使は大変なお酒好き?

京都郊外・天王山のふもと山崎峡、日本のウイスキーのふるさと山崎蒸留所が1984年に60周年記念 として作った日本初のピュアモルトウイスキー。風味豊かで日本人好みに仕上げられた逸品。

グレンフィディック(01.12.13)

Akitoshi's Bar yotaka

グレンフィディック
早いもので今年もあと少しとなった。一年を振り返り、来年こそはと心に誓う人も多いのではないだろうか。しかし、来年を待たずともクリスマスに心機一転するのはどうだろう。

12月25日に生まれたのはキリストだけではない。 ウィリアムグラントは8人の子供を抱え決して楽な生活ではなかったが、コツコツとお金を貯め、1887年12月25日にグレンフィディック蒸留所を創業した。

当時モルトウイスキーは一般に受け入れられずブレンド風が全てだった。シングルモルトとして売り出した事、三角形のボトルを導入した事に同業者から笑い者にされたという。
しかし、現在世界で最も飲まれているモルトである。さらに仕込みから瓶詰まで一貫生産であり、観光客の受け入れにも早くから力を注ぎ、AVを駆使したビジターセンターはスコットランド随一である。

グレンフィディックを飲みながら、新たな自分自身の可能性を信じ、クリスマスに生まれ変わるのも悪くはない。目の前にあるグレンフィディックと皆さんに愛を込めて・・・ メリークリスマス。
by 彰俊

グレンフィディック(Glenfiddich )とは「鹿のいる谷」という意味で、ラベルにも鹿の絵が描かれている。180カ国に輸出され、世界で最も飲まれているシングルモルト。キング・オブ・モルトとも形容される。麦芽の味わいが強いがライトな飲み口。43度
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