2002年02月の記事

アマーロ・ディ・アッセンチオ(02.02.08)

Akitoshi's Bar yotaka

アマーロ・ディ・アッセンチオ
独りで密かに変わった酒を、無性に口にしたいと思う時がある。変わっているというより、むしろ妖しいと表現した方が本心に近いのかもしれない。物音のしない静かな場所で、もちろん誰も居ない全くの独りで、である。ストレートグラスとチェイサーの前にあるのは「アマーロ・ディ・アッセンチオ」。「ニガヨモギとは本来こんな感じなんだな」と無意識に言葉にしてしまう様な酒である。量こそは増えないが何故か口に運んでしまう。無口になり、また口に運ぶ。それは安らぎでも嫌悪感でも寂しさでもない、不思議な気持ちである。
アマーロ・ディ・アッセンチオ。やはり独りで飲みたい酒である。 

※ニガヨモギ:この草は種々のリキュールや食前酒の調合に使用されてきた。習慣性、中枢神経系を麻痺させる作用がある。北欧海賊の間では死の象徴であり、ローマ人の間では勝利の象徴であった。「CINZANO」「アブサン」などにも含まれている。

ワームウッド(ニガヨモギ)風味の淡褐色なイタリア産リキュール。家族経営の醸造業者により、水と素材のみから造られる。 自然の風味豊かな味わいが楽しめる。

※にがよもぎは、現在は基準値以下
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