誰にも故郷と呼べる所が一つや二つあるだろう。
俺も生まれ育った故郷仙台、一人飛び出し成長させてくれた第2の故郷名古屋がある。
しかし俺には更に全国をまわり、住んだ事の無い故郷がある。
今回はその中で青森に帰省?した。
青森には、家族に例えると兄にあたるKさんが居る。会うと一言目には必ず「彰俊お帰り」と言ってくれるのだ。
そして青森では必ず仲間が各自仕事や店が終わり次第集まり、この問題児の俺の里帰り?を歓迎してくれる。
飲み会とか歓迎会と言えば聞こえがいいが、潰しあいという方が適切かと思われる。
俺も闇夜は得意だが、集まるメンバーもダーク的であり、なかなか手強い・・・
中には女性も居るのだが、何故か皆170センチオーバーで迫力があり、年齢的にも女性を卒業間近(笑)
であるが、生き方のカッコイイひとばかりだ。
メンバーの中にはそれぞれ体調の良くない人もいるが、そんなそぶりも見せず豪快に相手してくれて、口の悪い俺ではあるが、内心は感謝しているのだ。
この歓迎会?では弱気な一面など見せると「弱(ジャク)」と馬鹿にされるので、負けず嫌いが集まるだけあり、皆限界まで平静を装う。
俺も闇の総帥、負けるわけにもいかず、今だ弱気な所は見せていない。負け無しである。
とは言うものの出会って15年、いつもお開きは翌朝バスの出発40分前と言うのは気合がいるものだ。
豪快で楽しいKさんであるが、俺が背中に人生を背負うまでは、自分自身背中に鯉を背負っている事を隠し、感じさせない心遣い等、優しい人である。
今回年齢のせいか、体型のせいか、「鯉が鱈になってきた」と嘆いていた(笑)
全国に会えば必ず飲あかす人達がいるが、共通していることは、出会った時から可愛がってくれ、下積みの時も、負けばかりで人気すらない時も、たとえメインの人気選手と飲む機会があっても、見向きもせずにお前が良いんだ。と言って見守り応援してくれていた。
タッグでベルトを取った時も心から自分の事のように喜んでくれた。
俺はまだまだ天に向かい突き進む。
鳴かず飛ばずが凄く長かった俺を変わらず応援してくれた人達のためにも、応援してくれてる皆のためにも、自分自身のためにも。
そして全国にある故郷に胸を張って帰るためにも・・・