今シリーズは東北から北海道にかけてまわっているのだが、いつも思う事がある。
闇夜が似合う俺が行動するのは、やはり夜が多い。
昔はどちらかといえば爽やか系で、眩しい太陽の下でブルーや白系が似合っていたと言っても、ピンとこない人の方が大半だろう。
久しぶりに白を着た時など、鏡に映った自分を見て、浮いているのが明らかであった。
もう後戻り出来ない事を改めて認識した次第である。
話しが横道に逸れたが、夜明けが早い北国は、夜行性の俺にしてみると行動できる時間が短いのだ。
早い時など3時位には東の空から、帰りのサインとも言える夜明けが始まる。
3時だぞ3時!
普通これからと言うところだろ。
俺的には、夜明けというものは、疲れきって「今日も頑張ったなぁ」という時に現れて黄昏るものだと思っている。
早く夜明けが来てワクワクするのは、海に行く時と昔から俺の中では相場が決まっている。
何故かこればかりは、子供の頃から変わらない。
いつも行く海辺の裏山から、明け方や夕暮れにヒグラシの鳴き声を聴くのは堪らない。最高である。
夜明けの空気は澄んでいて、空もミッドナイトブルーからスカイブルーへと変換していき、一瞬だけ昔の自分にリセットされるのを感じる。
とは言うものの、今は闇の男。活動する闇夜が短いのは困る。
明かりを嫌う夜の蝶と一緒である。
しかし、飲明かしてむかえた夜明けでも、何故か早起きした時と同じように・・・
健康的に錯覚してしまうのは俺だけだろうか・・・