最近、昭和が密かにブームになっているみたいだが、ブームとは関係なく俺も昭和が好きだ。
元々、モノクロ人間な俺は、時計は機械式だし、絵も墨絵が好きで、勿論タトゥも墨の色だけだ。
分かり易く便利過ぎるものより、少し手がかかり有り難味を感じるものに愛着を感じる。
不思議なもので、ひと昔前は手作りの店舗内装や小物も、チープさを感じたものであった。
プロが仕上げたキチンとしたものが高価に感じたのだ。
今もプロがやっているのだろうが、木やその他の素材そのものを生かしたチープ的な物が、逆にオシャレで高価に感じる。
便利になり過ぎると、観点や感性までも変わってくるのだろう。
昔は貧乏で破れたままのジーパンしかり、余った材木で作ったり直したものまで、今はそういう目で見る人もいない。
これから先に世が、どのような感覚になるのかは分からない。
しかし・・・
時代は変わっても、やはり良いものは良い。
味が出てくるな。
行った場所で見つけた琺瑯看板を見て、つくづく思った。