エグゾーストノート (08.01.29)

プロレスとか saito

長年付き合ってる「友」に乗り込む。

最近寒い日が多いが、水冷ではない「彼」は暑い日よりも得意みたいだ。

キーを回し、彼は目覚める。

うん、機嫌は良さそうだ・・・
まだ温まってはいないのだが、近所迷惑にならない様に、ローでゆっくり発進する。

これまた温まらないと入りにくいセカンドをパスして、サードに入れる。

しばらくすると、油温計の針も動き出し、完璧に彼も目覚めたみたいだ。

周りはまだ薄暗く、空気も澄んでいる。

限りなくアイドリングに近い域でクラッチミートし、右足に力を込める。

針が3500を過ぎると、更に好みのサウンドへと変っていく。

そしてコーナーが近づく・・・

ヒール&トゥーがやりにくいと言う話を良く聞くが、右足を外側に捻りながら押し込むと意外と出来るものだ。

と言ってる俺も、ショップの乗り手にコツを聞いて出来る様になったのだが・・・

五感を研ぎ澄まし、暫し彼を堪能する。

乗り心地も一昔の感覚だけあって、ダイレクト感があり、それがまた俺には堪らない。

この時と空間は、嫌な事など吹っ飛んでしまう。

今の相棒が一番付き合いが長いのだが、今までも何台もの彼等に救われた事だろう・・・

皆ひとつひとつ思い出があり、個性的な奴らばっかりだったなぁ〜

俺を癒してくれる、もうひとつの「友」と共有な時間を過ごせないのが、少し残念だが・・・

最近凄く厳しいし、他人に迷惑かける確立も多くなるから当然だな。

俺も少しはまともになった証拠だな(汗)

親友と付き合うには、じっくり一対一がベストと言うことで・・・

右足に敏感に反応する針を見ながら、シフトを入れる。

オーバーステアーな個性をなだめ。

背後から押し寄せるエグゾーストノートを聞きながら、俺だけの至福の時を過ごす。

そして、また頑張ろう・・・と心に思う。

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